ちょっと気にしてみてほしいのですが、あなたは一日に何回「すみません」と言いますか?そして、「ありがとう」は何回言ってますか?私、気づいたら「すみません」ばっかり言ってたんですよ。何かを頼む時も、何かをしてもらった時も、ちょっと通り過ぎる時も、全部「すみません」。
ある時、友達に言われたんです。「あなたって、ありがとうって言う前にすみませんって言うよね」って。え、そうかな、って思ったんですけど、意識して観察してみたら、本当にそうだった。何かをしてもらって最初に出る言葉が「すみません、ありがとうございます」なんですよ。謝罪から始まってる。この気づきが、けっこう大きかったんです。
「すみません」が口癖になっていた理由
日本人ってけっこう「すみません」を多用する文化があるんですよね。謙遜とか、相手への配慮とか、そういう意味もある。「申し訳ない」という気持ちを表すことが、礼儀正しいと思っている部分がある。でも、感謝の場面でも謝罪の言葉を使うって、よく考えると少し不思議じゃないですか。
「すみません」って言い続けることは、「してもらって当然じゃないのに、してもらった」という感覚の表れでもある気がして。それって、裏返すと「私はしてもらう価値がない」という無意識の思い込みと繋がってるかもしれない。何かをしてもらうのが「申し訳ない」と感じるということは、「してもらう自分は、それだけの存在じゃない」って思ってるということ。
40代になって、そういう「無意識の思い込み」に気づくことが増えてきました。長く染み付いた言葉の癖の中に、自分の自己評価が見えることがある。「すみません」が口癖になっているなら、ちょっとその奥を見てみてほしいんです。「本当はありがとう」を言いたい場面で、なぜ謝罪から始めているのか。
「ありがとう」は、受け取る力
「ありがとう」って言える人って、受け取ることが得意な人だと思うんですよ。何かをしてもらった時に、素直に「ありがとう」と言える。それは「してもらって当然」という傲慢さじゃなくて、「あなたの好意をちゃんと受け取ります」という姿勢。これって実は、相手へのリスペクトなんですよね。「あなたがしてくれたことは、ちゃんと嬉しいです」って伝えることだから。
逆に「すみません」と言い続けることは、「そんな申し訳ないことをしてくれなくてよかったのに」という空気にもなりかねない。相手が「してあげたかった」気持ちを、少し否定してしまうこともある。誰かに何かをしてあげた時、「すみません」より「ありがとう!」って言われた方が、やってよかったって思えますよね。その気持ち、大事にしたいんですよ。
受け取ることが苦手な人は、与えることも実は疲れやすかったりします。与えてもらう喜びを知らないと、与え続けることが義務みたいになっていくから。「ありがとう」とちゃんと言えることで、人との関係がより豊かになると思います。与える喜びと受け取る喜びが、循環していく関係になっていく。
言葉が感情を変える
私、これに気づいてから、意識的に「ありがとう」を先に言うようにしたんです。最初は少しぎこちなかったんですけど、続けていくうちに自然になってきた。そしたら不思議なことに、自分の気持ちも少し変わってきたんですよ。「してもらって申し訳ない」から「してもらえて嬉しい」に変わってきた感じ。
言葉が先に来て、感情があとからついてくる。これは科学でも言われていることで、笑顔を作ると気分が上がるのと同じ仕組みです。感情を変えようとするより、言葉や行動を変える方が、実は簡単で効果的だったりする。「ありがとう」を先に言うことが、「ありがとうと感じる自分」を作っていく。
「ありがとうを言いなさい」って子どもに教えるより、「ありがとうを言う大人の姿」を見せる方が、ずっと伝わる。言葉の使い方って、連鎖するんですよね。あなたが「ありがとう」を自然に言えるようになると、周りも自然にそうなっていく。家の中の空気が変わっていく。
「ありがとう」と「ごめんなさい」を、ちゃんと使い分ける
もちろん、謝るべき場面でちゃんと謝るのは大事です。「ありがとう」ばかり言えばいいってことじゃない。迷惑をかけた、相手を傷つけた、約束を破った。そういう時には、ちゃんと「ごめんなさい」が言えないといけない。謝罪の場面で「ありがとうございます」では、的外れですよね。
大事なのは「使い分け」なんですよね。感謝の場面で感謝の言葉を使う。謝罪の場面で謝罪の言葉を使う。それだけ。でも、それができてない人って意外と多い。特に「すみません」は、どちらにも使えてしまうから、本当に言いたいことが曖昧になりやすい。
ちゃんと「ありがとう」が言えて、ちゃんと「ごめんなさい」が言える人って、すごく信頼される。言葉を丁寧に使える人は、感情も丁寧に扱える人だと思うから。言葉の使い方が、その人の人間関係の質を作っていく。
言葉は、関係性の種
言葉って、関係を作るんですよね。「ありがとう」をよく言う人の周りには、また何かをしてあげたいと思う人が集まってくる。「すみません」ばかり言う人の周りには、なんかいつも申し訳なさそうにしてるな、という空気ができてくる。どんな言葉を使うかで、どんな人間関係が育っていくかが変わってくる。
「ありがとう」が積み重なると、感謝できることが増えてきます。言葉が先に来て、感謝の気持ちがあとから育っていく。そうすると、周りの人の反応も変わってきて、また感謝したいことが増えていく。小さな言葉の変化が、人生全体を少しずつ変えていく。
今日から一つ、「すみません」を「ありがとう」に変えてみてください。それだけで、相手との空気が少し変わる。そしてその「ありがとう」は、あなた自身の気持ちも温めてくれます。言葉は自分にも届くから。今日も読んでくれてありがとうございました。
「ありがとう」が言いにくい時
「ありがとう」が素直に言えない時って、どんな時ですか?私が気づいたのは、「してもらって当然だと思っている時」は言いにくいということ。パートナーに「ありがとう」が言えない時、「これくらいやって当然でしょ」という気持ちが心のどこかにある。でも、相手の立場で考えると、「当然のこと」なんてないんですよね。やってくれること一つひとつは、選択の結果。やらないことだってできるのに、やってくれている。そう考えると、自然と「ありがとう」が出てくる。
「ありがとう」が言えない関係は、少しずつ空気が重くなっていきます。感謝が言語化されないと、「自分がしていることは当然と思われている」という気持ちになってしまう。一方で「ありがとう」が自然に飛び交う関係は、空気が軽い。お互いの存在がちゃんと認識されている感覚がある。たった一言が、関係の空気を作っているんです。
「ありがとう」を先に言う練習
何かしてもらった時、「すみません」より先に「ありがとう」を言う練習を続けていると、面白いことが起きます。「ありがとう」を言った後の自分の気持ちが、「すみません」を言った後より明らかにいいんですよ。「ありがとう」は温かい言葉だから、言った本人の心も温かくなる。「すみません」は謝罪の言葉だから、言った後にどこかしゅんとした気持ちになる。同じ場面でも、どちらを選ぶかで、自分の気持ちが変わる。
小さいことですけど、毎日積み重なると大きい差になります。毎日「ありがとう」を多く言っている人と、「すみません」を多く言っている人では、一年後の気持ちの状態が全然違う気がして。「ありがとう」が多い人は、感謝体質になっていく。感謝体質の人は、幸せを感じやすくなる。そのことが、また言葉の使い方に反映されていく。言葉は習慣で変えられる。そして習慣は人生を作っていく。
子どもに伝えたい、言葉の力
子どもがいる方に特に伝えたいのですが、子どもたちは大人の言葉の使い方をものすごくよく見ています。お母さんが「ありがとう」を自然に言えていると、子どもも自然に「ありがとう」が言えるようになる。「ちゃんと言いなさい」と教えるより、大人が自然に言っている姿を見せることの方が、はるかに伝わる。言葉の教育は、教えることより見せることです。
あなたが「ありがとう」を丁寧に使える人になることで、あなたの子どもたちも、あなたのパートナーも、あなたの周りの人たちも、少しずつ影響を受けていく。「あの人といると、なんか言葉が丁寧になる気がする」という存在になれたら素敵だと思いませんか。言葉の使い方一つで、自分だけじゃなく周りも変えていける。あなたの「ありがとう」が、誰かの1日を少し温かくしています。今日も読んでくれてありがとうございました。
「ありがとう」の筋肉を育てる
「ありがとう」は、言えば言うほど言いやすくなります。最初はぎこちなくても、続けていくうちに自然になる。言葉の筋肉みたいなもので、使えば使うほど鍛えられる。「ありがとう」の筋肉が育つと、感謝できることが増えて、人間関係が豊かになって、日々の幸福感が上がっていく。たった一言が、これだけ大きなことをしてくれる。言葉の力って、本当にすごいと思います。
これを読んでくれているあなたへ。今日から一つ、「ありがとう」を増やしてみてください。「すみません」と言いそうになったら、「ありがとう」に変えてみる。最初はちょっと変な感じがするかもしれないけれど、続けていくうちに自然になります。その一言が、あなたの人生を少しずつ、でも確実に変えていってくれるから。今日も読んでくれてありがとうございました。
「ごめんなさい」もちゃんと言える大人に
「ありがとう」と同じくらい大事なのが、「ごめんなさい」をちゃんと言えることです。大人になると、プライドや立場があって、素直に謝れないことがある。でも、謝るべき時にちゃんと謝れる人は、人から信頼される。「あの人は、間違った時にちゃんと認められる人だ」という信頼は、長い付き合いの中でとても大きな財産になります。
「ありがとう」と「ごめんなさい」が自然に言える人は、人間関係が豊かです。感謝も謝罪も、どちらも「相手を大切にしている」という表現だから。この二つの言葉を丁寧に使える人のそばには、同じように丁寧な人が集まってくる。言葉は、自分に似た人を引き寄せる力がある気がします。今日も読んでくれてありがとうございました。
言葉が先、感情が後
「ありがとうと感じてからじゃないと言えない」という人もいるかもしれないけれど、実は逆もあるんですよ。先に「ありがとう」と言ってしまう方が、後から感謝の気持ちがついてくることがある。言葉が感情を作る、という順番です。「ありがとう」を先に言う習慣が身につくと、「ありがとうと感じる力」も育っていく。感情より先に言葉を動かす。それも、言葉の力の使い方の一つです。
毎日の「ありがとう」を、どうか大切にしてください。家族への「ありがとう」、自分への「ありがとう」、見知らぬ誰かへの「ありがとう」。その言葉が積み重なって、あなたの人間関係と、あなた自身の幸福感を、じわじわと豊かにしていきます。今日も読んでくれてありがとうございました。
今日から一つ、「すみません」を「ありがとう」に変えてみてください。たった一言の変化が、あなたの日常を少しずつ温かくしていきます。「ありがとう」を言えるあなたが、あなたの周りを豊かにしていく。今日も読んでくれてありがとうございました。
言葉でつながる、人と人
言葉は、人と人をつなぐ橋です。「ありがとう」という橋を、あなたはいくつ架けていますか。毎日の「ありがとう」が、一つひとつ橋になって、あなたと誰かをつないでいく。その橋が積み重なると、あなたの周りには豊かな縁のネットワークができていく。言葉の力を信じて、「ありがとう」を大切に使い続けてください。あなたの言葉が、誰かの一日を明るくしています。
「ありがとう」が自然に言えるあなたでいてください。その言葉が、あなたの周りを温かくし続けます。あなたの「ありがとう」に、心から感謝します。今日も読んでくれてありがとうございました。
あなたの「ありがとう」が、誰かの一日を変えています。今日も読んでくれてありがとうございました。