ある日、キッチンの電子レンジの電源を抜いた。
体への影響が気になって、「やめてみようか」と思ってから、実行まで時間はかからなかった。電子レンジがなくなったキッチンは、思っていたよりずっとすっきりしていた。でも同時に、困ったことがひとつあった。
野菜を温めるのが、面倒になった。
鍋でゆでるのも、フライパンで炒めるのも、ひとり分には大げさすぎる。そうこうしているうちに、野菜の摂取量が減っていく――そんな悩みを解決してくれたのが、ラッセルホブス クイックミニスチーマーだった。
電子レンジを使わない生活を始めたら、「蒸し器」が主役になった
電子レンジをやめたことを話すと、驚かれることが多い。「不便じゃないの?」と聞かれるたびに、「全然、むしろ快適」と答えている。
電子レンジが担っていた「食材を温める・加熱する」という役割を、蒸し器が全部引き受けてくれているからだ。しかもただ代わりになるだけでなく、蒸し料理は仕上がりが明らかに違う。野菜がしっとり甘く、食材の旨みが凝縮されている。電子レンジでチンしていたとき、あんなに味気なかった温野菜が、こんなに美味しかったのかと驚いた。
水蒸気でじっくり加熱するため、栄養素が失われにくく、食材本来の味がしっかり残る。野菜嫌いだった過去の自分に教えてあげたい。「お湯でゆでるより、蒸した方が全然美味しいんだよ」と。
「置いてあるだけで可愛い」キッチン家電って、なかなかない
正直に言うと、このスチーマーを最初に買おうと思ったのは、見た目に惹かれたからだった。
ステンレスのシンプルなボディ、丸みのあるフォルム、清潔感のある白。キッチンに置いたとき、「あ、いい感じ」と思った。調理家電って、機能優先でどうしても無骨なデザインのものが多い。でもラッセルホブスのものは違う。
ラッセルホブスは1952年創業のイギリス発のブランドで、機能的でありながらインテリアになじむデザインで世界中のキッチンに愛されてきた。そのデザイン哲学が、このクイックミニスチーマーにもしっかり宿っている。
今も、毎朝キッチンに立つたびにこのスチーマーが目に入って、なんとなく気持ちが上がる。「見るだけで楽しい気持ちになる」家電って、なかなかない。それだけで、買ってよかったと思える。
一人暮らしにちょうどいい、そのサイズ感
このスチーマーを選んだ理由のひとつが、そのコンパクトさだ。
幅15.5cm、奥行き13.5cm。本体の重さはわずか850g。ひとり暮らしのキッチンは、とにかくスペースが限られている。「使いたいけど置く場所がない」問題で断念してきた調理器具がいくつあったことか。でもこのスチーマーは、スマートフォンを少し大きくしたくらいの面積しかとらない。
しかも2段仕様だから、野菜とゆで卵を同時に作れる。1段だけ使えば少量の副菜をさっと。2段フルに使えば、ちょっとしたひとり鍋気分で具だくさんに。その日の気分や量に合わせて使えるのが、一人暮らしにはすごくありがたい。
大きな蒸し器は持て余す。でもこれはちょうどいい。そのサイズ感が、毎日使い続けられる理由だと思っている。
操作はダイヤルを回すだけ。放置している間に、できあがっている
スチーマーというと「セットが面倒そう」と思う人もいるかもしれないが、このクイックミニスチーマーの操作はとてもシンプルだ。
ウォータータンクに水を入れて、食材を並べて、ふたをして、ダイヤルを回す――それだけ。あとは放っておけばいい。
ゆで卵なら約10分。ブロッコリーやにんじん、かぼちゃなどの硬めの野菜は約15分。タイマーが切れたらピタッと止まるから、茹ですぎる心配もない。しかも空焚き防止機能付きで、うっかりお水を入れ忘れても自動で止まってくれる。
朝、食材をセットしてスイッチを入れたら、洗顔して着替えている間にできあがっている。この「ほったらかし調理」が、一人暮らしの朝にとても向いている。料理している時間はないけれど、食事だけはちゃんとしたい――そういうわがままに応えてくれる家電だ。
野菜が「美味しい」と感じる日が増えた話
蒸し器を使うようになってから、野菜への向き合い方が変わった。
以前はブロッコリーをゆでると、なんとなく水っぽくなって食感が失われがちだった。でも蒸すと違う。ほくほくしていて、甘みがある。素材そのものの味がちゃんとする。マヨネーズやドレッシングに頼らなくても、塩をちょっとふるだけで十分美味しい。
かぼちゃも、にんじんも、さつまいもも、蒸すとほっくりとした甘さが引き立つ。鶏むね肉をスチームすれば、しっとりやわらかく仕上がって余分な脂が落ち、ヘルシーなたんぱく質源になる。
電子レンジをやめた理由は「体のため」だったけれど、気づいたら「食事が美味しくなった」という副産物まで手に入れていた。蒸し料理は、食材を一番シンプルに、一番美味しく食べる方法なのかもしれないと、最近本気で思っている。
一人暮らしのキッチンを、好きな場所にしてくれる
一人暮らしのキッチンって、どうしても「こなす場所」になりがちだ。自分のためだけにご飯を作るのが面倒で、コンビニや外食に頼ってしまう日が続いたりする。
でも、好きな道具がひとつあるだけで変わる。
このスチーマーをキッチンに置いてから、なんとなくキッチンに立つのが楽しくなった。見た目が可愛いから、視界に入るたびに気持ちが少し上がる。操作が簡単だから、疲れている夜でも「とりあえず野菜だけ蒸そう」と思える。
調理が楽になると、自炊の頻度が上がる。自炊が増えると、食事の質が上がる。食事の質が上がると、体が変わる気がする。このスチーマーは、そういう良い連鎖の入り口になってくれた。
電子レンジの「代わり」じゃなく、電子レンジより「いい選択」だった
電子レンジをやめたとき、正直「不便になるかも」という不安はゼロじゃなかった。
でも今は、あの選択をして良かったと思っている。蒸し器があれば、電子レンジが恋しくならない。むしろ、蒸し料理の美味しさを知ってしまったら、もう戻れない気さえする。
加熱のたびに栄養が守られて、食材の味が生きていて、仕上がりがやさしい。毎日の食事をちょっとだけ豊かにしてくれる、そんな道具がキッチンにあるのは、想像以上に幸せなことだった。
電子レンジをやめようか迷っている人にも、ただ蒸し料理を始めたい人にも、一人暮らしで自炊を楽にしたい人にも――ラッセルホブス クイックミニスチーマーは、きっとその暮らしをちょっと変えてくれると思う。
キッチンに好きなものがひとつ増えるだけで、毎日が少し楽しくなる。それを、このスチーマーは教えてくれた。
消費電力:350W|サイズ:W15.5×D13.5×H26cm|重量:0.85kg
2段仕様・タイマー付き・空焚き防止機能
付属品:エッグトレイ(2枚)・スチーム皿(2枚)
ブランド:Russell Hobbs(ラッセルホブス)1952年イギリス創業
※個人の感想には差があります。本記事は公開情報・ユーザーレビューをもとに作成しています。